高校は無事合格した。
ひとまず安心、と思ったのも束の間、提出書類の中に「身上書」という、地味に重たい書類が残っていた。
内容も内容だし、書き直しも効かない。
しかも手書き指定。
正直、この手の書類が一番しんどい。
昔から字が汚い
これは今に始まった話ではない。
自分は昔から字が汚い。
新人社員のころ、日報を手書きで提出していた時期があった。
ある日、上司にこう言われた。
「汚くて、何が書いてあるか読めないんだけど」
内容以前に、読めないと言われた時点でアウトだ。
それ以来、手書き書類には良い思い出がない。
丁寧に書けば多少はマシになる。
でも「多少」止まりだし、時間もかかる。
今回の身上書は、失敗したら最初からやり直しになるタイプの書類だ。
字をきれいにする努力は諦めた
字がきれいになるには、練習が必要だ。
それは分かっている。
でも今回は期限がある。
短期間で字をどうにかするのは現実的じゃない。
なので今回は、努力の方向を変えることにした。
これは根性論の問題じゃない。
構造の問題だ。
ペンプロッターという選択肢
そこで使ったのが、ペンプロッター。
ボールペンをセットすると、実際の紙に実際のペンで自動で文字や線を書いてくれる機械だ。

見た目は手書き。 でも字は安定している。
今回使ったものは、5,6年前に6万円前後で購入した。
Axi Draw V3
正直、安くはない。
ただ、
- 書き損じて最初から書き直す時間
- ミスしないように神経をすり減らすコスト
- 「これで大丈夫か?」という精神的負担
を考えると、個人的には十分アリだった。
Axi Draw V3は紙をセットする場所がないためテーブルにガムテープで固定して調整したが、正直紙を正しい位置に固定する機能はついていた方がいいと思う。
今自分が買うなら下記を買うと思う。
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もう一つの問題:文章を考えるのが苦手
字だけじゃない。
文章を考えるのも苦手だ。
何を書けばいいか分からないわけじゃない。
頭の中にはある。
でも、それを「ちゃんとした文章」にしようとすると止まる。
考えれば考えるほど、まとまらなくなる。
箇条書きをChatGPTに渡す
そこでやったのがこれ。
- 思いつくことをそのまま箇条書き
- 良い点も、悪い点も混ぜる
- 文章として整えようとしない
それをChatGPTに渡して、「身上書用の文章にしてほしい」と頼んだ。
また抜けてる内容がないかもChatGPTに聞いて2,3往復して内容を調整した。
自分の役割は素材出し。
文章化と整理はChatGPTに任せる。
そして最後の確認は自分自身(重要)
結果として、これはかなり楽だった。
一発ではうまくいかなかった
もちろん、全部が一発で決まったわけじゃない。
- 文章量が多すぎた
- 試し書きして「これは多いな」と気づく
- 別の用紙で書かせてみて印刷位置の微調整
結局、文章を2/3くらいまで削った。
この「削る作業」も、最初から文章を自分で書いていたら、もっと大変だったと思う。
やってみて分かったこと
今回やってみて思ったのはこれ。
- 学校指定の用紙にもペンプロッターならボールペンで記入できる
- 自分の言いたいことがChatGPTのおかげできれいにまとめられている
- 小さい字でもきれいにかけるので 手書きよりもたくさんの文章を読みやすい字で書くことができた
機械やAIに任せるのは、手抜きじゃない。
苦手な工程を外に出すだけだ。
まとめ:努力を美徳にしすぎない
字をきれいに書く努力。
文章力を急に上げる努力。
どちらも否定はしない。
でも、期限付きの実務では現実的じゃないことも多い。
今回の身上書は、
- ペンプロッターで「字」の問題を解決し
- ChatGPTで「文章」の問題を分業した
ただそれだけの話だ。
同じように
「字が汚い」「文章が苦手」で悩んでいる人には、
こういうやり方もある、という一例として参考になればと思う。

