次男が全統中の決勝進出したので当日~結果発表までの様子を記事にまとめました。
参加部門:全学年統一部門(中3)
※2025年実施の体験ベース。年度により運用差あり。
なお全統中の準備編は別記事にまとめてあります。

会場・集合
- 会場名:[京王プラザホテル](新宿)
- 集合:8:20まで(うちは8:00到着)
- フロア分け:中学生と高校生は別フロア
- 同伴:中学生は親同伴が多数/高校生は単独が多い
- 公式の撮影:大型カメラ+小型カメラで記録撮影あり
- 親の撮影:会場内は撮影禁止。 作文の発表時も禁止。
会場には時計なし。腕時計は必携。
当日の提出物
- 招待状の提示
- 健康チェックシート
- 課題作文の答案用紙
- 課題作文のA4資料1枚
- 海外大学進学意識調査書
当日のタイムスケジュール
~8:20 | 生徒集合。受付で提出物を提出 |
8:20 ~ 8:40 | ガイダンス・会長メッセージ |
8:40 ~ 10:10 | 国語 |
10:10 ~ 10:25 | 休憩 |
10:25 ~ 11:55 | 英語 |
11:55 ~ 12:35 | 昼休み(昼食) |
12:35 ~ 14:05 | 数学 |
14:05 ~ 14:20 | 回答解説配布・諸連絡 |
14:20 ~ 15:55 | 留学生と学ぶワークショップ・課題作文のチーム発表 (親も壁際で見学可) |
16:10 | 解散予定 |
前:筆記(英・数・国)
- 受験生のみ入室。親は入口で別れる。
- 入口掲示で前から中1、中2、中3の順で氏名順の指定席。
- 前後左右の4人が、午後のチームになる(その場で確定)。
- 英語リスニングは放送。残り10分/5分コールあり。
記念撮影について
会場内は撮影禁止だが、会場入り口前での撮影も注意されたので記念撮影は少し離れた場所で撮りましょう。
京王プラザホテル1階の本日のご宴席の一覧の前で撮影してる人を何組か見かけました。
(うちも撮りました)

保護者向け説明会(別室)
子供が試験を受けている午前中、保護者向けには説明会がありました。参加は任意。
- 海外留学の奨学金制度の説明
最大40万ドルの返済不要の奨学金について
応募が少なくて倍率が想像よりもかなり低いとのことで海外留学に挑戦する生徒を増やしたい様子がヒシヒシと伝わって来た - 奨学金利用した留学生2名の発表(体験談と準備プロセス)
- その後、
- スーパーエリート
- 東大特進
- 海外留学生
- 軽食(サンドイッチ)提供あり。
当日確認できたこと(数学特待の運用)
- 週3登校は基本だが、定期試験など事情があれば個別相談可。
- 条件未達で特待取消になっても追加請求なしとの説明(※校舎差あり)。
昼休憩
生徒にはホテルが用意したすき焼き弁当が支給されて試験会場内で食べられる。
アレルギー対策のため招待状に材料まで詳細に載っていた。アレルギーで食べられない場合は自分で用意するようにとのこと。

午後:チーム発表と質疑
- 持ち時間:発表3分/人 → 質疑6分/チーム
- 指示:冒頭に都道府県・中学名・氏名を名乗る。その他は自由。
- 進行:3分到達で強制終了の運用感。時間管理は厳しめ。
- 審査:審査員4〜5名が120人を巡回。審査員が近くにいるタイミングで質疑に絡めるかが運要素。
体感では発表より質疑応答が採点の主戦場(私見)。
何かをメモをしているのは主に質疑応答の時が多かった印象 - 見学:保護者は壁際から見学可だが、声はほぼ聞こえない。写真撮影は禁止。
子供が壁際の席であれば聞こえるが うちは2つ内側のグループだったので表情が見れただけで内容は一切わからず。
この発表で最大50点の加点がつくとのことだが正直運要素がかなり強い気がした。
審査員一人で5~6チームの審査をしているので審査員が誰もいない時間が圧倒的に多い。審査員がいるときに質疑にからめるかはかなり運要素が強いと思った。 審査基準がわからないので詳細はわからないが・・・
当日の結果発表は?
- 場内の順位発表は無し(年によってはあるらしい)。
- 各学年から代表1名が全体前で作文発表。その後、解散。
その後の公式発表と成績票
- 07/23(水):公式サイトに総合上位25名、中1・中2は各上位10名の氏名・学校名を公開。
- 08/05(火):成績表が郵送で到着。科目別点数・順位の記載あり。講評や内訳は無し。
平均点・最高点(参考・2025年春決勝)
科目 | 全体平均点 | 最高点 |
---|---|---|
英語 | 144.0/200 | 192/200 |
数学 | 57.5/200 | 134/200 |
国語 | 95.5/200 | 153/200 |
作文 | 166.3/300 | 273/300 |
総合 | 463.4/900 | 585/900 |
本気で上位を狙うなら、差がつくのは数学と作文という印象。
これから挑戦する人への実戦メモ(当日)
- 腕時計:絶対。時間配分が勝敗を分ける。
- 座席がチーム:到着後すぐに自己紹介→スムーズに質疑できる関係性を作っておくと吉。
- 質疑準備:想定質問を事前に5〜10問用意。反対意見を歓迎する姿勢。
- 保護者説明会の価値:奨学金の実例、個別相談は有益。
よくある疑問(当日編)
Q. 写真や動画は撮れる?
A. 決勝会場内は発表を含めて撮影禁止。受付周辺で撮影して注意されている人もいた
会場共用部の掲示なども、指示に従う。
Q. 当日遅刻したらどうなる?
A. 8時40分ぐらいまで遅刻してくる人が何組かいたが無事試験を受けられていた。それ以上遅れた場合は不明。
余裕をもって
Q. 審査員が回ってこなかったら?
A. 運要素はある。いつ、どんな基準で来るかわからないので常に積極的に質疑に参加する姿勢が重要
とはいえ質疑応答6分の間に常に移動していたので全く来ない、ということはないと思う