参加部門:全学年統一部門(中3)
※本記事は2025年春大会実施の体験ベース。年度で運用が変わる可能性あり。最終確認は公式へ。
結論先取り(準備で知っておくべきこと)
- 決勝案内は直前(うちでは7/1到着)。あわてない。
- 課題作文のテーマは1週間前に特設サイトで発表で
1600~2000字以内の作文+A4資料1枚(PowerPoint1枚イメージ)。 - 当日は時計なし。腕時計は必携。
- 公式の最新情報は公式サイトとインターエデュが実用的。
インターエデュは「全国統一中学生テスト」で検索するとその年度のスレッドが見つかると思います。
ちなみに2025年春のスレッドはこちら
2025年春大会のタイムライン(準備フェーズ)
- 05/25(日) 全国統一中学生テスト本試験受験(予選)
- 05/30(金) 東進生はPOSで結果閲覧可(校舎差あり)
- 05/31(土) 校舎によっては成績受け取り可/最寄り未着
- 06/01(日) 成績受け取り → 総合11位で決勝確実に
- 06/05(木) 21時ごろ、決勝進出者の氏名・学校名が公式で公開(五十音順)
- 06/12(木) 数学特待認定証、高0生入学資格認定証が普通郵便で到着
- 07/01(火) 決勝の案内が届く(都内在住は交通費2,000円支給の記載)
- 07/04(金) 東進から決勝参加するかの確認の電話
- 07/05(土) 17時、特設サイトで課題作文の内容が解禁
- 07/13(日) 決勝大会当日!
決勝の案内がなかなか届かなくてやきもきしましたが インターエデュの全統中スレッドで情報共有できたのでみんな届いていないことがわかり少し落ち着けました。
受験した理由(正直ベース)
普段はゲームと動画ばかり。定期テスト前しか勉強しない、学校の授業は「簡単で退屈」と言う次男。
中学受験のときに「大学までエスカレーターだから、定期テストをそこそこ取って出席していればOK」と言ったのは親の私。ただ、全国には化け物みたいな同世代が山ほどいる。
井の中の蛙を自覚させるため、親の強権で申込み。
受験当日(5/25)
会場は最寄りの東進。
次男いわく数学の大問を一つ時間切れ。英語は手応えあり。国語は迷った設問がいくつか。
全統小の経験から、易問で差がつき、難問でさらに差が開くのは想定通り。
痛い目は見たが、基礎は学校だけで十分ついていると感じた。
結果受け取り(6/1)
公式案内は「6日後から校舎受け取り」。6日後に行ったら未着で翌日へ。翌日、電話確認してから受け取りに向かうと、
「全国11位だった!」
と次男から興奮気味に電話。
普段はテスト前しか勉強しない、英会話もサボりがち——
正直、舐めてた。ごめん。
予選の手応えと実成績
英語 | 200/200 | 1位/13,468 |
数学 | 178/200 | 460位/13,464 |
国語 | 195/200 | 3位/13,468 |
総合 | 574/600 | 11位/13,468 |
得意の数学が最下点という意外。「あと10分あれば…」は実力のうち。とはいえ無対策でここまで出たのは健闘。
英語は英検3級・準2級をほぼ満点合格&短期留学経験あり。学校と英語の基礎が効いた印象。
ただ井の中の蛙を自覚させたかったのにより天狗にさせてしまった。
決勝大会で鼻を折られてほしい、と内心思いつつ、 とはいえ決勝大会なので珍しく家で数学オリンピックの予選問題とか自主的に解いていたので受けさせた甲斐はあった。
決勝進出者の名前公開(6/5)
21時ごろ、公式ページのトップに氏名と学校名が掲出。五十音順で順位は分からない。最上位校の名前がズラッと並ぶ中、大学エスカレーター校の次男の学校名が混じっているのは場違い感もあったが、学校の先生の反応は一変。
なおこの参加者の名前は決勝戦後の優秀者発表のタイミングで削除されてネット上には残らない。

数学特待の案内(6/12)
- 条件:週3で校舎通学など
- 料金:約5万円/半年 受け放題(特待でも無料ではない)
- 備考:校舎で運用は相談可(定期試験など事情があれば柔軟対応の可能性。追加請求なしとの説明を受けた)
先取り学習には少し興味あったみたいだけど週3で通学がネックになって次男は断念。
大学受験しないのに週3回も校舎通いたくない!って・・・
決勝の案内(7/1到着)の中身

- 招待状
- 決勝大会の案内(4ページ:当日のスケジュール/弁当/交通費支給/課題作文特設サイトについて)
- 海外大学進学意識調査
- 健康チェックシート(当日提出)
- 課題作文用 原稿用紙(500字×4枚/1600~2000文字の制約あり)
課題作文の仕様(今年のテーマは未記載方針)
決勝では、テーマに即した作文の作成が必要です。
- ある前提に対して自分ならどんな〇〇を選択して、どんな社会課題に取り組むか(志とのつながりまで)
- その志に向けて、これまでの取り組み/これからの計画をまとめます。
提出物は作文1600〜2000字とA4資料1枚。午後はこの資料を使ってチームで発表→質疑という流れでした。
(今年の具体テーマは非公開)。 - 過去テーマ参考は付録リンクにまとめ。
- 形式:1600~2000字以内の作文+A4資料1枚(スライド1枚イメージ)
- 当日:チーム内(4人)でA4資料をチーム内で見せながら発表(3分)+質疑(6分)
決勝当日朝に清書した作文を提出するので 発表用にバックアップを用意した方がいい。
またA4一枚のパワポ資料も提出用と発表時にチーム内で見せるように2部必要。
生成AI(ChatGPT等)の利用は可
未来のリーダーとして日々進歩する技術を積極的に学び、活用してほしいとのこと。
ただしアイデア出し・構成案・言い換え等の補助的利用にとどめ、生成文の丸写しは不可。
最終稿は自分の言葉で再構成し、必要に応じて参照・引用を明記する、という注意がありました。
持ち物チェックリスト(準備編)
- 作文原稿(提出用の清書/発表時用のバックアップ)
- A4資料(提出用と発表時に使用する用の2枚を自前で印刷)
- 健康チェックシート・同意書
- 筆記用具
- 腕時計(会場に時計なし)
情報収集の肝
- インターエデュ:最新の掲示板スレが実務的
例)2025年春スレ:https://www.inter-edu.com/forum/read.php?2465,7675548 - 過去の体験ブログ:当日の流れや座席の決まり方、質疑の雰囲気が分かる。
自分が参考にした記事一覧はページ下部にまとめた
FAQ(準備編)
Q. 案内が遅い。焦るべき?
A. 正常。7/1到着の年もある。作文の課題発表は1週間前なのでできることもないので焦らず待つべし。
Q. 作文の内訳や講評はもらえる?
A. うちの年は内訳・講評なし。点数のみ通知。
Q. 宿泊補助は?
A. 地方在住は京王プラザ(新宿)宿泊の年あり。関東は交通費のみが基本(運用は年度差)。
Q. 交通費支給は?
A. 生徒本人と保護者1名への支給
23区内在住者は一律2000円/人
23区外、神奈川、埼玉、千葉は一律4000円/人
その他地域在住者は実費を申請するものと思われる
WEBサイトから事前申請することで2025年9月上旬に振込とのこと。

参考リンク(過去テーマ・制度記事ほか)
数少ない決勝戦に関する過去記事で参考になったものをいかにまとめておきます。
- 公式:全国統一中学生テスト
- 過去テーマ参考:
- 学校別出場者まとめ(2023〜2024年・ブログ):
- 宿泊・制度差など(ブログ):
- 決勝当日レポ(親目線):
- 全統高の詳細な当日記録(参考):
→ 当日編はこちら:
